2014年11月21日金曜日
she said - dim shape
Hearsaysが京都で一緒にやったとのことで聴いてみたんですが、これは最高だ。若いらしい。衝動とか全てが詰まっている気がします。絶対これから来るだろうなー。
2014年10月1日水曜日
2014年7月28日月曜日
Taiko Super Kicks - 霊感
スペシャルにカッコいい。無条件で好きな音です。アノトラクスのコンピの時から気になってたけど、9月のPainted Palmsイン東京でようやく見れるのが嬉しい。
2014年7月10日木曜日
Alex G - DSU
まずジャケが良い。そして何といってもこのクオリティで【name your price】でリリースされているということ。フィラデルフィアのソングライターAlex G(本名はAlex Giannascoli)。フィリーは良いアーティストが本当に多い。彼は所謂ベッドルーム・ローファイ・ミュージシャン。キャリアを辿ると、2010年くらいからずっとフリーで作品を量産していて、今作がようやくレーベルからのリリースになる。所属レーベルOrchid Tapes自体がかなりDIYだから今回もフリーで音源自体は公開されているんだけど。
多分彼が大きくフィーチャーされたのはFADERで『Who Is Alex G?』という記事が公開されてからだろう。現存するシンガー・ソングライターで最もシークレットなインターネット・グッド・ミュージシャンというフレーズは流石に引っかかるものがあって、聞いたら案の定その通りだった。まあ、後は僕の知り合いのUSアーティスト・マネージャーからの紹介というのもある。音源が送られてきて、初めて聞いたときの衝撃は未だに忘れない。
良質な宅録ミュージシャンは今までに沢山聞いてきた。パッと思いつくのはThe Microphonesとかだろうか。あとは、有名なのだとBeckだってそうだ。ベッドルーム・ポップ全盛期に彼が出ていれば恐らく一番評価されていた可能性だって高いだろう、そのくらいの良作だと思う。
アルバムそのものとしては、まるで60年代からのアメリカの音楽の歴史を一望出来るような作品だ。ただ音はあくまで今の音。それでいて、最近の作品にありがちな薄っぺらさが無いと思う。何となく心に刺さるものがあるのだ。21歳が作った作品には思えないバラエティ、そして音楽の背景が伝わってくる素晴らしい作品である。フリーでも聞けるので一度聞いてみては如何だろうか。
2014年7月9日水曜日
Real Estate - Atlas
何となくだけど、今年好きだったアルバムを一個ずつ書いて行こうと思って、いつも通り続かないけど続く限りやって行こうと思ってる。という訳で一枚目は恐らく下半期も越えるアルバムは出ないだろう現段階一位のReal Estate『Atlas』。
まずこのバンドのスタイルそのものが好き。1stからブレてないというか。セカンドでDominoに移籍しても同じスタイルを貫いていて、結局そこがこのバンドが評価される所以なんだろうけど、今作もその延長線上。ボーカルMartinのギター・リフレインにDucktailsことMatthewがギター・メロディーを付けるというサウンドのスタイルが基本で、曲によって絶妙に変化を加えてくる。ボーカルは基本的にエモーショナルにならない、ギターも静と動の起伏は少なく90年代とは逆行したものなんだけど、サラっと流れて行くようで実は聞き応えがある不思議なバンドだ。
アルバムはキャリアにおいて基本的に一貫したものだから全作品好きであることは変わりないんだけど、個人的には少しリッチになった今作が一番好きかもしれない。ライブの編成もキーボを迎えた5人になっている。中でも先行トラックだった「Talking Backwards」はキャリア史上最高の名曲だと思う。シンプルな3分間に小さな展開が沢山隠れている。恥ずかしながら最初はサラっと聞いていて単純に良い曲だなと思ってたんだけど、暇な時にギター弾いてたら、アレ?ちょっとずつ変わってる?って気づいて、そんな小さな悪戯が素晴らしいなと思った。
このバンドの良さは語り尽くせないくらい多いんだけど、インディーという言葉が最も良く当てはまるバンドなんじゃないかなと思う。基本的に商業バンドは好きではないので、こう言った音楽への愛が滲み出ているバンドは無条件に好きにならざるを得ないんだよなあ。多分今後もスタイル変えずに活動して行くんだろうけど、この感じのまま結局ビッグ・ヒットは生まれないんだろうな笑。でも、だからこそ僕は愛し続けれるんだと思う。
2014年6月10日火曜日
2014年6月3日火曜日
Language - Green Single
東京のエレクトロ・ポップ・バンドLanguageの4月、5月、6月と3ヶ月連続でリリースするRed、Green、Blueと色をテーマにしたRGBシリーズの第2作目。
Fabric 70 - Release
大阪のセンス丸出しエレクトロ・デュオ。2013年から活動開始らしいんだけど、サイトの見せ方とかから伝わる大御所感。こういうのしっかりしてるバンド、アメリカっぽくて好き。
For Tracy Hyde - First Regrets
ラブリーサマーちゃんの独特な発音凄い好きなんだけど、フォトハイでやってるときが一番いいなってこの曲聴いて思った。純粋にめっちゃ良い曲×3だな。無料CD欲しす。
Taichi Murakami Ishii - Let's Never Shit Ourselves
TOKYOのNEWEST SHITとのこと。声がAVEY TAREみたいでエモーショナル。ここまで普通に表現されたら「日本人とは思えない/日本人離れした」みたいな表現がもはや死語になっていく感ある。
2014年3月12日水曜日
2014年3月3日月曜日
my best new music on Feb 2014
Sun Kil Moon - April
Schoolboy Q - Oxymoron
Isaiah Rashad - Cilvia Demo
St. Vincent - St. Vincent
Madvillain - Madvillainy
Ol' Dirty Bastard - Return to the 36 Chambers: The Dirty Version
一十三十一 - Snowbank Social Club
Tha Blue Herb - 未来は俺らの手の中
2014年2月28日金曜日
Vic Mensa - Feel That
シカゴの若きラッパーVic Mensaが新曲「Feel That」をフリーでドロップ。Chance The Rapperの作品とかにも参加している人なんですが、とにかくミックステープ『INNANETAPE』がカッコいいのでオススメ。フリーです。
2014年2月24日月曜日
Kalan Ya Heidi - mofu EP
2/26間もなくリリース。福岡のKalan Ya Heidi。個人的に凄くオススメ。バンドのブレイン的人物は個人的にも尊敬している人なので、そのセンスは信頼しています。二曲試聴出来るけどどっちも良いよ。ちなみに2/26は僕の誕(ry
2014年1月31日金曜日
my best new music on Jan 2014
Burial - Rival Dealer EP
3曲入りだけど感動すら覚える傑作。あんまこの手のジャンル聴かないんですが、最近ギターサウンド食傷気味なのでこういう系のが沁みます。
Saturday Night Fever OST
超有名サントラだけど聴いたことなかった。問題なく傑作。
The Replacements - Don't Tell A Soul
The Replacementsはもれなく最高。
Parquet Courts - Light Up Gold
この手のバンドが評価されるのって最近あんま聴かないなーと思ってたけど、聴いてみると確かに良い。
Stephen Malkmus & The Jicks - Wig Out at Jagbags
無論。
(((さらうんど))) - New Age
日本の音楽あんま聴く機会なくてほんと恥ずかしいくらい知らないんだけど、それはマズいよなあってことで最近Jインディーも聴いてるんですが、これがダントツで良かった。イルリメの人が今こんなことやってるってことすら知らなかったですから笑。
こうして整理すると如何に自分がミーハーか分かりますね笑。1月正直新譜微妙だったけど、2月は新譜ラッシュなので楽しみやな〜。ログ的に毎月これやっていきます。
Saturday Night Fever OST
The Replacements - Don't Tell A Soul
Parquet Courts - Light Up Gold
Stephen Malkmus & The Jicks - Wig Out at Jagbags
(((さらうんど))) - New Age
こうして整理すると如何に自分がミーハーか分かりますね笑。1月正直新譜微妙だったけど、2月は新譜ラッシュなので楽しみやな〜。ログ的に毎月これやっていきます。
2014年1月29日水曜日
2014年1月14日火曜日
Stephen Malkmus & The Jicks - Wig Out At Jagbags
うん、良いアルバムだった。僕はもはやこの人の作品を俯瞰して聴くことは不可能だし、活動してくれてるだけで嬉しい。
音楽自体は人生においてほとんど関わって来たけれど、それが最も重要だった時に最も好きだったアーティストであるし、それは今も同じであって、だからStephen Malkmusという人物そのものに惚れていて、今作を聴いて、その気持ちが変わってないことを再確認させられた。
『Wig Out At Jagbags』のリリースが発表された時、僕は余りネットをしっかり見れる様な状況じゃなかったので(仕事的に)、おー、出すのかー!まだJicksやってたのかー!と単純に嬉しかったんだけど(前作出した時にこのアルバムの後JICKSとしての活動を一旦一区切りにするみたいな記事みたことあったから)、いや、普通に、出すってインタビューとかでも言ってたんだね。好きなのに全然追えてなかった笑。
マルクマス自身におけるJICKSとPAVEMENTのキャリアでの音の違いとしては、僕の中ではほとんど一緒だと思っているんだけど、(セッション的で言葉遊び巧みでそしてニヒルな感じ?)、どっちかというとJICKSでは音が重たいというか遊び心がトゥーマッチな印象で、まあよりプログレッシブなイメージだろうか。今作もそういった側面はしっかりとあって、PAVEMENTのキャリアでは見せなかった様な展開が多い。ただ、前作の『Mirror Traffic』からだけど、曲自体は歌モノが多い印象だ。で、作曲の方法とか変わったんかな?って思ってたんだけど、どうやら「プレイスホルダー」らしく、曲を作る際に大まかな歌詞とかは決まってるっぽいんだけど、全部後付けとのこと。なんだ変わって無いじゃん笑。
僕が彼のことを尊敬する理由として、考えがブレないこと。インディー至上主義。メインストリームに対して時にアイロニカルで、時にニヒルだ。それが結果として彼のソングライティングのセンスに繋がってると思っている。
PITCHFORKのインタビューで90年代のカルチャーと今について触れられる質問があった。彼を90年代の人として見るのはどうかと思うけど、ピッチ的にもそんなの承知のうえで半ばギャグで言った質問だろうけど笑。
でも、彼の答えで印象的だったのは、今は何百万という音楽で溢れているが故に、沢山のインディーミュージックがThe Velvet Undergroundの如く日の目を浴びない。ただ、それが僕たちの時代なんだ。と言ってたこと。インディーファンでマルクマスを知らない人はいないと思うけど、メインストリームに彼の名前が挙がってこないのは寂しいとは思う。だけど、それが今の僕らの時代なんだと思うし、そこはニヒリズムに考えて行きたいと思っている。とにかく最高だったな『Wig Out At Jagbags』。
2014年1月2日木曜日
happy new year and my best albums of 2013
30. Widowspeak - Almanac
29. Jackson Scott - Melbourne
28. Speedy Ortiz - Major Arcana
27. Phosphorescent - Muchacho
26. Blouse - Imperium
25. Buddy Girl and Mechanic - Buddy Girl and Mechanic
24. Courtney Barnett - The Double EP: A Sea of Split Peas
23. Nick Cave and The Bad Seeds - Push the Sky Away
22. Yo La Tengo - Fade
21. Julian Lynch - Lines
20. Mutual Benefit - Love's Crushing Diamond
19. Small Black - Limits of Desire
18. Kurt Vile - Wakin on a Pretty Daze
17. Young Galaxy - Ultramarine
16. The fin. - Glowing Red On The Shore
15. Julia Holter - Loud City Song
14. of Montreal - Lousy With Sylvianbriar
13. Volcano Choir - Repave
12. Chance the Rapper - Acid Rap
11. Unknown Mortal Orchestra - II
10. noid - so are millions of us
9. Beach Fossils - Clash the Truth
8. Deerhunter - Monomania
7. Justin Timberlake - The 20/20 Experience
6. Califone - Stitches
5. The National - Trouble Will Find Me
4. Smith Westerns - Soft Will
3. Thee Oh Sees - Floating Coffin
2. Foxygen - We Are the 21st Century Ambassadors of Peace & Magic
1. Bill Callahan - Dream River
明けましておめでとうございます。毎年ベストアルバムやってるんですが、今年は12月ずっと出張で…漸く時間取れたので年明けましたが更新してみます。日本のバンドだと、Buddy Girl〜、The fin.、noidの作品は沢山聴いてました。noidはMoorworksでもリリースさせてもらいましたが本当に素晴らしい作品だと思います。(ただ、ハッキリ言って日本のバンドの作品あまり沢山聴けてないので、相当偏ってます。もっと探せば良い作品沢山出会えたはず…!)
ライブは11月最後のNeutral Milk Hotelは本当に忘れられない。まず、彼らを知った時には既に活動してなかったので、ライブ観れるなんてことは考えても無かったです。昔Jeffのソロを海外まで観に行こうとしてたくらいには好きだったんですが、今回日本に、しかもNMHとして来てくれたことで既に満足。ライブもビックリするくらい良かった。後は、ツアーで回したSTRFKR、SSLYBY、Gardaは言わずもがな。毎回色んなこと学びますが、残念ながら自分バンドやってない…(今年は何かしらしたい願望出てます。)
今年は師匠であるStephen Malkmusさんの新作が早速出るとのことなので、良い年になることが約束されてます。後は、The Wrensの新作を望みながら…そんな一年になるでしょう。それではMoorworks、Dead Funny Recordsを今年もよろしくお願い致します。
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